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2020.10.03
八千草初敗戦(八幡メッツ戦)
八幡メッツ戦、今季初戦のリベンジはできませんでした。さすがメッツです。
シーソーゲームの接戦でしたが、いつもの粘りがありませんでした。
亮太、3倍返しされたけど、ホームランおめでとう。それと3倍返しされたけど無失点記録も16イニングまでいったね。運は続かないから、努力してもっと実力つけようね。
海、セーフティー決めて一塁手と交錯した後、相手選手を心配して声がけしたこと偉かったよ。良いこと継続していこうね。でもヒットが打てるからとか思っちゃダメよ。
皇成、高学年公式戦、初ヒットおめでとう!
雄士、最後まで走ればヒットだったのに、もったいないぞ。次こそ頼むぞ。
さて、これで八千草4勝1敗。
とうとう八千草初敗戦でしたが、正直、負けて良かった。
残念なことに、勝ち続けることで、チームが少しずつ変わっていった。
「勝つ」ために、仲間を思いやる優しさが欠如していく選手達。
「勝つ」ために、ピリピリして選手を鼓舞できないベンチ。
そんなベンチを見て、落胆する保護者。
負ける予兆は、県南以降、ずっとあった。だから勝ってもすっきりしなかった。
勝っているのに空中分解されていくチーム。勝ち続けるって本当に難しい。
勝ち続ければ、相手は必死に研究をしてくる。向かってくる心構えも全く違う。そして勝たなければならないプレッシャー。
今まで味わったことのない新しい試練。かなりの強敵だ。
でも、今日、負けたことで早い段階で大事なことに気がつくことが出来た。
イーグルスには特別に抜きんでた選手はいない。大きい選手もいない。だけど、仲間がミスをしても励まし合ってきた。お互いが支えあってきた。そして笑顔で声を掛け合い、一丸でやってきた。だからこそ勝ててきた。
そんなチームに育ててきたのは間違いなく斎藤監督。
「勝ったら焼き肉だー」と選手の気持ちを盛り上げ、負けても頑張ったからと焼き肉をご馳走したことがあった。保護者にも「一体で協力して欲しい」と食事会を開き、選手ばかりか保護者にまで自腹をきって「団結」を作ろうと努力してきた。仕事がどんなに忙しくても、「団結のためには絶対に必要だ」と合宿を敢行し、結果、明らかにチームの団結力は変わった。家庭の事情で選手が試合にでられないときは事情を理解しながらも保護者に頭を下げて出場を依頼をする。ここまで尽力する監督など見たことがない。こうした努力は、今、1年かかってその蕾を開花させた。
チーム斎藤の光景で真っ先に浮かぶものは、3アウトチェンジで笑顔で戻る選手達を、笑顔で迎える監督、そして、その輪から聞こえてくる、でかすぎる監督の声とあふれる選手の笑い声である。
負けたっていい、そんなイーグルスに戻れるなら。こんな目に見えない敵なんぞに惑わされるな、イーグルス!!!
でもでも。勝ちを憶えた以上、それじゃあ、みんな納得できないかも。
それなら、これを乗り越え一回り大きくなった「ニューチーム斎藤」で行きましょう。
これは相当強いぞ。さあ、関係者一丸で再出発だ!